L'INCAL
#"L'INCAL" by Alexandro Jodorowsky, Moebius
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フランスの、いや、世界の漫画家のメビウスさんの漫画「アンカル」がついに完訳本としてでました。
全6巻の本を一冊にまとめたハードカバーの本。本の造りも永く楽しめるようにデザインされている感じ。
アンカルを日本語に翻訳と聞いて真っ先に思い浮かんだのが、ウェブサイトの「メビウス・ラビリンス」ですよ。翻訳してたもん、こつこつと。フランス語から日本語に。私も、モスコシ協力できればよっかたね、とか思う。で、この本の訳者あとがきをみてたら、「メビウス・ラビリンス」の文字が! 翻訳の参考に訳者さんがしたみたいで。スペシャルサンクス的に「メビウス・ラビリンス」と・・・。我が事のようにうれしいデス。
ウェブでメビウスさんとかアンカルの話題をブログに書いたりする人が多くいて、そんなみんなの声が翻訳する人とか本を編集したり、出版したりする人たちのモチベーションになってたりしてたら、うれしいね。
今まで外国語の本で、絵で読んでたのが、日本語の文字で読むことになって、メビウスのアンカルだったのが、ホドロウスキーのアンカル感が増した。話が結構ボリュームがあって読み応えあり。文字多いし。映画「エル・トポ」の監督さんですからね、原作。人間ってなんだ、って感じで。そう言うと重い雰囲気するかもだけど、乾いていて浮遊感あって、さらっとしてます。そしてやっぱり絵がいい。いい色。いい線。目が心地よい。
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