#電子音楽と書いてテクノと読む。去年だったか今年だったかにWEB上で「電子音楽」という言葉が眼に入ってその字ズラが気に入った。両手で水をすくおうとしても指の間からいくらかの水がコボレオチルように、この電子音楽という言葉もザルでいろんなモノゴトがコボレてしまうようなところがあるけれど、漢字のこの言葉が気に入ったから電子音楽と呼ぶとして。電子音楽という風景に電子音楽家たちが居るという世界がふと眼の前に現れた。前々からあって前々から感じてはいたんだろうけど私の中の何かも。今の空気に響く、というのもあるのかも。それで電子音楽を最近聴いていて、なんだか眼からウロコが落ちるように耳からウロコが落ちてきたようなキがする。どちらかというと眼に軸足を置く私だけど耳に軸足を置くように持っていってくれるというか。自然と。で、それが共感覚で眼にもクルっていう。泳ぐのが下手なコがちょっとバタ足の仕方なりイキツギの仕方のコツをちょっと会得したかのような。言い得てない比喩かもしれないけど。でもまあ、5メートルしか泳げなかったコが10メートルほど泳げるようになったら楽しいわけで。音って楽しいな、と思ったよ。